サービス開始1年未満の時代から使用を始め、先日から登録口座の関係でとうとう有料会員になったマネーフォワードですが、同サービスと同名の運営会社が主催者として行ったイベントに行こうと思ったものの、過去の「苦い経験」が原因ですんでの所で踏みとどまってしまい、足を運ぶことが出来ませんでした。当然ながら被害を受けたイベントというのはマネーフォワードと一切関係がない物であり、ここから先に書く内容は愚痴にも近い内容になります。
所有しているわけではないのですが、親族の事情で不動産売買に関する手続きが必要になってしまい、その勉強の一環としてとあるセミナーにお伺いしました。該当者が相続に関する情報を仕入れたいとのことから、半ば勉強がてら足を運びました。当然と言えば当然なのですが、その際に身分証明も兼ねて各種個人情報を記入して「イベントの方」にお渡ししました。セミナー自体は非常に中身のある話であり、最終的に不動産の各種手続きも持ち帰った情報をほぼそのまま横流しする形で対応したことから滞りなく済んだのですが、地獄の電話攻勢がその1か月後ぐらいからスタートします。
当然ながら不動産投資をする気力や体力、資金的余力なども一切ない状態だったのですが、早い時は朝の9時、遅い時は寝る準備を始める22時にかかってきて、なぜか佐賀や徳島などの西日本を中心に、非公開の土地などを次々勧めてきました。今はジモティー経由で不動産などの取引を行うケースもあるため、確かに非公開物件というのは多々見つかるかもしれませんが、レインズを経由すればもっと良い条件の物件は山のように出てくるはずです。特に当時はTSMCやソニーの工場の件などもあり、素人ながらに推奨するなら熊本なのではとも思っていたのですが、その「ヒント」が後々別の方への勧誘で使われてしまってはまずいと思い、心の内に秘めていました。
6回目の電話が終わった後にブロックをしたのですが、その後も検索で「悪質な不動産勧誘」などと紹介される電話番号からの電話攻勢がしばらく続き、元々頻繁にかかってきていた光回線関係の勧誘と合わせて、不要な着信が毎日のようにかかってくる状態でした。これらの経験から「セミナー」と呼ばれるものに対するアレルギーが強烈についてしまい、今回の様な催しにも足を運びにくい様な気持ちになってしまいました。何より今回行われたお金のEXPOでも、プライバシーに関する各種注意事項を読んだ所、怪しげな文面が踊っている場所があったため、今回の参加を見送った決め手になりました。実際、過去にSNSへ行われていた投稿にも、同イベントがきっかけで投資の勧誘が来たという報告がいくつか上がっていました。
新宿駅西口広場イベントコーナーであれば、司法書士の方から弁護士の方まで、様々な方からお話を無料で聞ける催しもありますし、そのようなケースを考えると、いくらグランドプリンスホテル新高輪だからといって遠くまで足を運んで勉強をしようという気持ちにはなれません。お土産などが目的であれば、過去に行われていた東証IRフェスタ、もしくは今年も8月に行われた日経IR・個人投資家フェアなどを回ればよいだけなので、テスタさんや井村俊哉さん、本田圭佑さん、後藤達也さんなどが出演されると言われても、身を守る事を第一に考えるのであれば、大人しくご本人が主催したイベントなどに直接足を運んだ方が、賢いかもしれません。