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バックアップに失敗してしまい、古いデータを失いました

最近ではクラウドによるバックアップが基本的なパソコンの装備となりつつあるのですが、容量や金額の事を考えると、やはり手元に複数台のハードディスクを用意した上でバックアップを行ったほうがいいと考えていました。しかしその考えが仇となり、大事なファイルを無くしてしまうこともあります。

数年前に100本近いVHSテープをパソコンに取り込み、古い機材などは懐かしのデータとともに処分場などへ運ばれていったのですが、先日、わけあってその VHS テープを引っ張り出そうと思ったところ、どこにもその存在を見つけることができませんでした。フォルダ名はVHSとしているので、存在しないはずがないと思っていたのですが、ここにはある落とし穴がありました。バックアップを行った後、容量削減や利便性などを目的として特定のフォルダを削除しており、何かしらの段階で「このフォルダは別のハードディスクにある」と思い込んだために削除してしまったようです。当時はWindows ムービーメーカーで無理やり取り込んだこともあり、1つ当たりのファイルが数GBに膨れ上がることもざらで、今後の事を考えて削除に踏み切っていました。新しいパソコンには2TBのハードディスクを標準装備しており、こちらに映し込んだと思い込んだために他のハードディスクからは削除してしまったものとみられます。

幼少期には、節約のためにと思って虫歯をできる限り我慢するという錦鯉の長谷川雅紀さんのような生活をし、奥歯が抜歯直前レベルになってしまったり、大人になってからも自転車での通勤を行ったために会社でのパフォーマンスが思うように発動できなかったりというケースが何度もありました。今回もそういう貧乏性が仇になり、今回の大ポカに繋がってしまったものと思われます。知人が地上波テレビ番組に出演した時の映像などもあり、地味に大きなショックを受けております。

なんとか復元できないものかと思い、あるハードディスク復元ソフトを使用してみたのですが、翌朝になっても該当するファイルが見当たらない上に、タスクビューで別のデスクトップを表示しただけでパソコン自体が操作不能になってしまったため、強制的に再起動を行わなければいけなくなるなど事実上復活は不可能なものとなっています。とはいえ、ほとんど使用することのないファイルのために毎月ハードディスク0.2個分の価格を支払うのは、やはりコストパフォーマンス的に見てもあまりよろしくないと感じているので今後は「従来以上に細心の注意を払う」という感情論的な対策を取って行こうと思います。