no-image

断捨離のためにブックオフへ行ったら切なくなりました

引っ越しが目前に迫った頃は、東京都内の感染者が1000人を超えるか超えないかのギリギリのラインでしたが、このころに猛烈な断捨離を行っていました。小学校の時に撮影した謎の写真、修学旅行先で購入したものの1度も封を切っていないTシャツ、就職祝いでいただいた未記入の手帳など、75Lのゴミ袋で換算して10袋分になります。前回の引っ越し時に相当な断捨離を行っていたため、これだけの量の荷物が部屋の中にあったこと自体が驚きだったのですが、一部の書物などに関しては二束三文の値段になることを分かっていながらも、ブックオフ新宿西口店へ運び込むことにしました。

知人や著者本人からいただいた各種書籍をはじめ、運び込んだ本やCDはデスクトップパソコン用の段ボール1箱分にまで膨れ上がったのですが、一部書籍についてはダメージが大きすぎるために買取が出来ず、後日資源ごみとして第二の「紙生」を歩んでいただくことにしました。CDについてもケースが破損しているものを回収できなかったため、こちらは残念ながら埋め立て地へと運ばれて行ってしまいました。

こうして分割しつつブックオフへと運ばれていった思い出の品々を含む各種アイテムですが、いくつかの商品に関してはセットで購入したものがバラ売り形式で販売される形になったり、封を開けていない商品でも二束三文での価格になったりと、思っていた形とは違う形で次々に売り出されていきました。あまり思い入れのある品々ではないものの、長年連れ添ったおしどり夫婦が無理やり引き裂かれてしまうような一抹の寂しさを抱えてしまいました。 もちろん物に魂が宿っているわけではないのですが…。

結局、とある商品が平均買取価格を大きく引きあげたものの、基本的には100円玉1枚かそれ以下の価値で引き取られていったものが多く、手元に残った数枚のお札を見て、ほんの少しだけ寂しい気持ちになってしまいました。結局そのお金も、後日冷蔵庫の買い替えによって一部が現金払いの方法で失われていくなどしていったため、ちょっとしたむなしさを感じてしまいました。ひとまず一部引き取って頂けなかった商品に関しては、CDケースを新調するなどして再トライを申し込んでみるつもりです。