6月6日にリニューアルオープンを果たし、かつての飲食店である治郎丸のスペースを吸収する形で営業を再開させたしんぱち食堂西武新宿店へ、初日に行ってきました。
年中無休と書かれた看板をくぐって店内に入ると、かつて2店舗に分かれて営業を行っていたとは思えないほどしっかりと作り直されていました。拡張されたスペースは立ち食いそばなどでも見かける高めのカウンター席に作り替えられており、さらにその壁側スペースには食材置き場のようなスペースもありました。
今回注文したのは殿様いわし定食で、しんぱち食堂の中でも比較的シンプルな定食をいただきました。やよい軒のようにライスおかわり自由のサービスではないので、久しぶりに日本食らしい腹六分目から八分目程度の量に収めましたが、そこまで空腹状態でないタイミングで入店したということもあり、そこまで物足りなさを感じる事はありませんでした。
出される料理自体は他店と共通しているので特段書くことがなく、むしろ今回は店内の様子を確認しに来た節があるので、色々な所をチェックしてみましたが、どことなく従業員スペースとお客さん用スペースが入り混じっているように思えました。具体的には、前述した新規の壁側スペースは一般の方が入ってはいけない場所であるにもかかわらず、ドアが開きっぱなしになっていたり、かと思えば先ほどまで厨房に立っていた方が自分の真横でスマホを眺めていたりと、この時は境界線があいまいな状態になっていました。
今は直っていると思いたいのですが、新設された座席では注文用タブレットの画像読み込みなどがISDN並みに遅く、今回注文した殿様いわし定食と並んで出てきた定食メニューの写真に至っては、タップから表示まで30秒前後かかるなどしていました。調理場の様なスペースを囲うようにカウンター席が残されているので、もしかしたら注文などは基本的にそちらで行った方が良いかもしれません。