今後オープンするラオックスの店舗情報について現地を見て確認するついでに、「油そば600円」のサービスを毎月15日に展開している油そば総本店へ行くつもりでしたが、その通り道にある風龍に視線を向けた際に、これまでとは違う光景が目に入ってきました。長年設置されていた券売機が撤去され、壱角家で導入されているものと同じ型番と思われるものに切り替わっていたのです。普段は必ずと言っていいほど、入り口付近の券売機にお客さんがいるのですが、この日は雨ということもあってか、店内にいるお客さんが普段と比べて非常に少なかったため、今回の「発見」が出来たのかもしれません。
今回設置された券売機には、クレジットカードでの決済機能が搭載されています。長年ヨドバシカメラのクレジットカード頼みの生活（？）を送っている人間からするとこの上ないメリットであり、後述のお話を伺うことも兼ねて早速Visaのタッチ決済で風龍のラーメンをいただくことにしました。
店員の方によると、現在の券売機に変わったのは5月に入ってからのことだそうですが、今回注文した通常の豚骨ラーメンを含め、基本的なメニューの料金変更は行われていないように見えました。決済手数料などを考えると「身を切る改革」のようにも思えるのですが、最近は新札発行の影響で様々な飲食店が券売機の入れ替えを行わなければいけない状態にあったため、ある意味で最適なタイミングの刷新だったのかもしれません。なお、家に帰ってから改めて情報を確認した所、食べログなどでは「カード不可」の表記が残っていたものの、5月21日に行われたFacebookの投稿にてキャッシュレス対応を行った店舗の一覧を案内されていて、新宿東口店の名前も記載されていました。
ラーメン自体は従来と変わらずお得感を感じられるボリュームになっており、今まで通り替え玉2杯をいただいてきました。ちなみに、ラーメンを最初にいただく際は「やわ」でお願いすることが多いのですが、上手く伝わらなかったために「かたの茹で時間と食感」の麺がスープに絡まっていました。なんとなくの好みなので残念に思うことは一切ありませんでしたが、どうしても特定の硬さにこだわりを持たれている場合は、従来替え玉用に用意されている札を提示しつつ、麺の硬さをお伝えした方が良いかもしれません。
ちなみに、同店で提供されている無線LAN通信のサービスは下りが300Mbps以上出ており、やや早めの回線を使用しているようでした。もちろん通常は混雑していることが多いので、風龍に限らず回転率重視の飲食店でネットサーフィンや動画鑑賞をゆっくり行うことは極力控えた方がいいかもしれません。
