ボロボロになったスマートフォンの買い替え時期を決めあぐねていた最中に、ヨドバシカメラから毎年恒例行事の「ヨドバシ夢のお年玉箱」の開催が発表されました。その中に6000円で購入可能な「夢のSIMフリースマホ Xiaomiの夢」というものがあり、倍率も低かったので運試しがてら応募してみた所、見事当選しました。
今回購入したスマホのSIMに関しては自宅の電話などとして活用しているものであり、月々の支払いも数百円程度で維持を行っているものでしたが、なにしろAndroidのアップデートが8で止まっており、背面も限界まで膨張を続けたゾンビの様な端末になっているため、端末購入を決めた次第です。多分このスマホを開発された方も、背面のバッテリー膨張が原因で表面のディスプレイが割れてしまうとは夢にも思わなかったことでしょう。
届いた翌日に早速開封してみた所、Redmi 12Cが入っていました。最近発売されたスマホの中ではエントリー価格の代物として紹介される事がしばしばあり、価格も2万円を切るという近年のスマホの中では比較的安価なものであり、思い切り購入候補のスマホとして選択肢に入っていました。一時期は買い物かごに入っていたこともあったのですが、価格.comでは1万円を切る値段で販売している場所がある一方、ヨドバシカメラでは1万円台後半に設定されており、なによりイオシスなどの店舗にも足を運んでいたため、中々踏ん切りがつきませんでした。落選したらイオシスのほぼ新品Xperiaなどを思い切って購入しようかと思ったのですが、ありがたいことに見事当選したため、ちょっとした悩み事がスッと消えました。
各種設定を試みましたが、やはりある種の廉価版スマホということだけあって、いわゆるもっさり感などを存分に感じられ、充電端末もmicroUSBを採用するなど、どことなく2010年代前半を彷彿とさせる仕様になっています。吸われた所で困るような情報がないのでXiaomi製であることの不安などは一切ないのですが、もしこれをメインの機種にするのであれば、24回払いでiPhone SEなどを購入した方がよほどいいのでは、と思いました。一方で、そもそも使いだ押す予定も無いのでXiaomi独自のOSになどついては特に不満などは無く、むしろGoogle Discoverがロック画面に出てくるなど、情報取得のちょっとしたお手伝いを担ってくれそうな部分もあるので、その面では以前のスマホより触れる機会が若干増えるかもしれません。もっとも、現在は情報の精度が非常に低く、よくわからないサイトの良くわからない創作漫画などがどんどんレコメンドされてくるので、全くアクセスする気にはなりません。
また、おまけの品としてヨドバシカメラオリジナルの小さな充電器も付いてきました。こちらはmicroUSBを採用している充電器と言う事で、考え方によってはヨドバシカメラ側の在庫処分とも言えるものになります。現在はUSB-Cを採用したAnkerの巨大モバイルバッテリーを持っているものの、漏電の可能性を気にしなければいけないほどボロボロになっており、代用品としてかばんに忍ばせているPanasonicのバッテリーもmicroUSBなので、今回のバッテリーについて不満などを持つことは一切なく、こちらも非常にポジティブな贈り物としてありがたく受け取らせていただきました。
唯一まだ残っている作業として、SIMカードの入れ替えがあります。実は現在使用しているスマホはナノSIMしか対応しておらず、マイクロSIMのカードを別途取り寄せる必要があるのです。せっかく余計な悩みを払拭して端末を手に入れたので、今週中に各種手続きを終えて新しいスマホでのちょっと遅れた新年のスタートを切りたいな、と思っています。