小滝橋通りや思い出横丁といった飲食店の密集地から離れた場所でお店を構えていた俺の空新宿店が、今月で閉店いたしました。西新宿で10年以上営業していたお店でしたが、過去に1回か2回しか足を運んだ記憶が無いため、改めて同店の味を確かめることにしました。大きく分けてラーメンとつけ麺、そしてあえめんの3種類を統一した価格で提供し、全盛にはそれぞれ味玉などの全トッピングが乗るなどしていますが、今回はノーマルタイプのつけ麺を頂くことにしました。
外観と同じく、店内は黒をベースにしたお店になっていますが、高級感を漂わせているというわけではなく、一般的なラーメン店にある券売機やウォーターディスペンサーを設置していました。このような事に言及すると欠点に見えてしまうかもしれませんが、案内された椅子は座る部分が微妙に破れており、このような部分を含めて比較的長年営業しているラーメン店らしい味が出ていて、どちらかと言うと長らく営業していた街中華のような雰囲気もある気がしました。
ラーメンの提供前には、閉店日の1カ月前から提供されているトッピング券をいただきました。こちらは今後唯一になる店舗であり、本店としても稼働している高田馬場店でのみ使用可能だそうで、12月の最終営業日までを有効期間として定めています。
提供していただいたつけ麺は、他店と比較するともちもちとした弾力が強めな印象がありました。つけ汁をさっとくぐらせる程度だと汁との絡まり具合をあまり感じられないので、この辺りはお好みに応じてつけ汁に浸す時間を長めにするなどした方がいいかもしれませんでした。つけ汁は魚介類の印象が強めではありますが、何かしらの別の味の方が強いような印象もありました。なお、お店の入り口でラーメンのサンプルと共に飾られていたレモスコは既に置かれておらず、一般的な調味料（？）のみが並んでいました。
この投稿を行っている時にはもう同店は閉店しており、店内では片付け作業を少しずつ行っていますが、前述の通り俺の空自体は高田馬場駅の戸山口から徒歩1分程度、新宿店からでも徒歩30分程度の所で営業しているので、今度行く時は辛いあえめんを頂いてみようと思います。