火災の被害から再開に向けての準備を続けていたラーメン二郎歌舞伎町店が再オープンを果たしたので、早速初日に同店を訪問することにしました。
事前の予告が無い状態での復活だったので、店内には並んでいる人がおらず、お客さんよりも店員の方の方が多いという、個人的には珍しく見える現象を目撃しつつ入店しました。また、火災前は17時から第2部の営業を実施していたはずなのですが、この日は17時前の段階で既に営業を行っていました。3カ月以上工事をしていたものの、ほぼ同じ期間中に休業していた博多天神新宿東口店と違い、これまで通りのレイアウトなどを引き継いでいて、照明や券売機、一部の調理道具類を除いて変わった点は見受けられませんでした。目に見えない部分で言うと、床や机の油汚れ感はしっかりと除去されていて、「靴次第ではうっかり滑りそうな場所」は無くなっているような印象でした。
今回注文したのは850円の小ラーメンです。あまりに調理のペースが速く、思い切り油断してコールをしっかりできなかったため、今回はニンニクヤサイのみにしています。また、過去訪問した時には拳1個分ぐらいの肉塊を入れていただくこともあったのですが、今回は通常のラーメン店で見かける「普通サイズのチャーシュー」を頂戴しています。豚肉もそうですが、この日いただいた麺は以前と比較して全体的に若干スマートな雰囲気がありました。ヤサイの違いまでは判別できませんでしたが、麺も過去にいただいた時より数ミリ程度細目になっている気がして、食べやすさという意味では良い意味で変化していました。また、二郎系ラーメンにおいてスープまで味わうということは基本的にあまりしないのですが、今回はニンニクがしっかり混ざり合わさった状態でも、味の濃さなどに躊躇することなく一定レベルまで楽しめました。
前述の通り、普段の二郎におけるラーメンと比較して若干量が軽めだったので、完食に関する不安は無く、食後も体の重たさや血糖値上昇による急激な眠気などを感じることはありませんでした。いつぶりかは忘れてしまいましたが、久しぶりに健康的な形で二郎サイズのラーメンを完食したような気がしました。