北新宿にある自家製麺223で「たくさんのヤサイマシマシ」をいただいてきました

自家製麺 223
数年前にトランキーロ!に足を運んだことがきっかけで、本家を含む各種ラーメン二郎関係のお店もすっかり抵抗なく入れるようになりましたが、今年は諸事情で1度も二郎系列のお店に行けていませんでした。この日は「久しぶりにもやしだらけの野菜をドロドロの脂肪と共に味わいたい」という若干特殊な食欲が湧き出てきていたため、せっかくなので開店の報告を自身のブログで伝えて以来ずっと気になっていた自家製麺 223へ行ってきました。

結果的に開店から1年以上が経過してからの入店になりましたが、それまでの間にSUSURUさん、アカボシさん、亀梨和也さんが足を運ぶなど、大久保通りの住宅街エリアにおけるちょっとした人気飲食店にまで成長されていました。他店で言う所のディナータイムにあたる17時ちょうどに入店しようと思ったのですが、17時6分に到着したため、いわゆる「最初のロット」からは外れる形になり、行列の先頭を形成することになりました。

仕切り直しの入店を行い、850円のラーメン小を頂くことにしましたが、待機中に空腹度が強まってしまったためにコールでニンニク以外マシマシをお願いしました。が、この時ちょうど茹でていたヤサイが切れてしまったようで、一旦通常量のヤサイをラーメンに出していただいた上で、別の丼でマシマシ分をいただく事にしました。「切れてしまったようで」というのは、店主の方の声が諸事情で一部かき消されてしまい、このような会話だと勝手にこちらで脳内補完したため、断定調でない書き方にしています。そのため、このやりとりそのものもどこかしら記憶違いになっている可能性があります。

自家製麺 223
到着した丼には、一部の二郎系店舗ではマシマシとして出されているものと同程度のヤサイが乗っかっており、しっかりと味付けされているアブラも盛りつけられていました。これだけでも正直十分な量のトッピングですが、店主の方から「後程またお出ししますので」と声掛けをしていただきました。アカボシさんの動画にあったマシマシの量から逆算して、小皿か何かにちょこんと盛り付けをしていただけるものだと思っていたので、恐縮しながらお礼をお伝えしつつ、早速黙々と食べ進めて行きました。

前述の通り、アブラにはしっかりと濃い味が染みわたっており、個人的に一番好みなタイプのジャンクさ溢れるアブラでした。ヤサイに関してもシャキシャキ感を残しつつしっかりと奥までお湯が行きわたっている程よい温度感で、スープとともに楽しむことでより二郎らしさを感じられるようになっていました。

ヤサイの下に潜んでいた豚肉は、二郎らしい見た目でありながら非常に食べやすい柔らかさで、程よく崩れやすい肉塊になっていました。そしてそれらをかきわけて登場した麺は、どこか力強さがある本家二郎と比較すると明らかに「優しさ」を感じられるものになっていて、すする時も食感をスムーズに楽しめるような気がしました。仮に製麺所として他店に麺を供給するビジネスだけをやっていたとしても、各店舗から大絶賛を受けるのでは、と勝手ながら思ってしまうほどでした。

自家製麺 223
そんな事を考えながら呑気に食べ進めていると、店主の方からの「遅れてごめんなさいね」という一言と共に、通常の丼に通常のラーメンと同等レベルの盛り付けを行ったヤサイとアブラが届きました。丼を受け取った際にはいわゆる写真映えに関する会話も交わしたのですが、二郎系の店舗において経験した記憶のない優しい対応をしていただいた事に、良い意味で強烈なカルチャーショックを受けました。写真の撮影や食べログへの投稿などは頭の片隅に入れていましたが、そもそも写真映りなどを考えて食事をしに来たわけでないので、もしかしたらその点で過去に気苦労されたことがあったのでは、とも邪推してしまいました。

店主の方からいただいた「目に見える優しさ」も、そのまま勢いよくスープにつけたり、各種卓上調味料を適量まぶしたりして、都度様々な楽しみ方をさせていただきました。余裕があったらこの辺りのトッピングも撮影しておこうと思ったのですが、既に丼のヤサイを頂いた時点で最初のラーメン撮影から5分以上経過しており、悠長に写真なんか撮影している場合でないと判断し、自己流でGABAや絡みのスパイスをかけて食べ進めて行きました。麺なども完食が近づいた腹九分目ぐらいのタイミングで、流石にペースが落ちてきましたが、正直これだけのヤサイをいただけるというのは嬉しい誤算ではあったので、店外の並び具合などを確認してご迷惑にならないであろうペースを見計らいつつ、最後まで美味しくいただくことが出来ました。

なお、マシマシコールの「母数」の関係もあるかもしれませんが、他の方が行った投稿やSNSにある写真などを見た限りでは、別の丼にヤサイがあるというケースは多くなく、今回はややイレギュラーな対応だったかもしれないので、「マシマシ別皿で」といった注文などは常識的な観点から行わない方が良いかもしれません。また、最終的に体感で約1kgほどある一杯をいただくことになりましたが、これらはある程度の量をラーメン店やカレー店などで食べた事が経験があり、満腹感を緩和できる呼吸法のようなものを会得しているからこそ出来る楽しみ方だとも考えているので、今回の投稿を真に受けて初訪問でいきなりマシマシにすることは控えていただければと思います。

自家製麺 223
話が若干横道にそれましたが、退店時にも店主の方から心優しい挨拶をいただき、少なくとも都内にある二郎系の店舗ではトップレベルの接客をなさる方なのではと、改めて感じたりもしました。このような「お返し」は正しくないかもしれませんが、次回お伺いする時は小ラーメンでコール少なめにしたり、利益率の高そうなトッピングなどを見定めて注文しようと思いました。

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