新宿アイランドタワー

吸い殻の目立つ新宿副都心を見て少し悲しくなってしまったお話

新宿アイランドタワー
喫煙者ではないですし、あまり条例のことを詳しく分かっていないので大きな声では言えないのですが、最近は西新宿のオフィス街などで勤務されていると思われる方々の路上喫煙が目立つようになり、正直複雑な気持ちになることが増えてしまいました。東京都庁などでは喫煙所が廃止されるなどして一時は新宿中央公園の喫煙所に職員の方が集うなどの現象も発生していましたが、現在の状況はそれが悪化したようにも見える形になっております。
元々は健康促進を目的として行われてきた条例の改正ではあるのですが、結果的にはこれによって街並みの健康が損なわれる形になっております。もちろん、ビルを管理されている各企業が何も行っていないわけではなく、例えば新宿アイランドタワーからは写真のような注意書きが各所に掲示されるなどしています。しかし、それでもなお路上にタバコの吸い殻が落ちていたり、ひどいときには箱ごとタバコが捨てられていたりすることもあり、まさに糠に釘といった状況に陥っています。あまり特定の名前を出すのも良くないと思うのですが、特に新宿三井ビルと新宿アイランドタワーで「車道に出て喫煙する人」などを見かけることが多く、長年知っている施設なだけに、色々残念な気持ちになってしまいます。

これを解決するためには喫煙する形を極端に減らしたり、路上での駐車を取り締まる駐車監視員のような方を、雇用創出も兼ねて作っていくしか道はないと思うのですが、一朝一夕で何とかなることではないので、まだ当面はこの光景が続くと思っています。あるいは日本での勤務を在宅勤務を主流にするほかないと思うのですが、それはそれで新宿に人が行きかわなくなり、飲食店以外にも多くのお店が打撃を受ける形になってしまうので、やはり喫煙者向けの啓発活動が一番大事になるのかもしれません。

新宿中央公園の「水の広場」にある喫煙所 利用者が増加?(テレビ朝日より)