
町田商店にて500円でラーメンを提供しているという情報を、三連休最終日の日の入り後になってから入手したので、重い腰をあげて初台駅の南にある初台店を訪問してきました。
時間帯的には完全にディナータイムとダダ被りではあったのですが、列に並んでから入店直前まで自分の後ろに人が並ぶことは無く、ある意味良いタイミングで入店したはずでした。しかし、店内は多くのお客さんと店員の方でごった返しており、ワンコインでラーメンをいただけるという「強み」を改めて実感しました。

今回頂いたラーメンは600円の大ラーメンで、時間帯的に間に合わなかったのでライスは無しにしています。もう少しこの情報を早く入手していたら、よりお得にラーメンを楽しめた気がするのですが、今回は純粋に麺と具材、スープをそれぞれありがたくいただくことにしました。麺をかためでお願いしましたが、町田商店における麺かためは、これまで訪問した家系ラーメン店の中で最も固いような気がしました。また、スープは味を濃いめにしたのですが、ニンニクを普段使用するぐらい追加しても特にニンニクっぽさを感じることはなく、本当の意味での濃いとはこのレベルなのかなとも思いました。もちろん、味が濃すぎるというわけでも無く、スープも最後までしっかりと頂いています。


初台店の訪問は今回が初めてでした。というのも、これまではアクセスしやすさの関係で代々木の店舗しか行っていなかったのですが、混雑を想定して住宅街にある店舗へ行くことにしました。ただ、同店ではオペレーションなどでかなり混乱をされている様子で、座席に案内されたのに注文内容を聞かれずに去ってしまわれたり、違う方のラーメンを提供されそうになったりしました。
しかし、そんな忙しい状況にも関わらず、ある店員の方はお客さんが自分と同じミュージシャンのファンであることに気付き、仕事をせずに数分雑談を行っていました。仕事に戻ってからも、別の店員の方がミスした時に「慌てないでやれば大丈夫だから」と店内に響き渡る声で声掛けをしていた一方で、その後はご自身も何かしらのミスを約10分で3回されており、「失礼しました」を2回、「申し訳ございませんでした」を1回聞いています。平時であれば他人事なのでこれぐらいの事はそこまで気にしないのですが、この方は前述した「食券を受け取らずにその場を去った店員」だったため、さすがに脳内にクエスチョンマークが浮かんできてしまいました。

ラーメン自体は美味しかったものの、精神的に違和感が残る形で退店することになったので、今後同じようなイベントがあったら、長蛇の列になっていても代々木商店でラーメンをいただこうと思います。