初日のみトンテキ定食が500円だった「トンテキ食堂なかむら」に行ってきました


本日オープンしたトンテキ食堂なかむらですが、実は偶然オープンすることを見かけ、記念のお得なキャンペーンも行われていたということもあって、ほぼ飛び乗りのような形でお店を訪問していました。

オープンの30分前にお店の前を通った時は、店員の方が何かしら作業を行っているだけで「待っている人」は不在だったのですが、オープンの15分ぐらい前から突如スーツ姿の男性と女性が列を形成し始め、あっという間に10人から20人程度の待機列が誕生していました。当初チラシで告知していた12時オープンという予定を2分前倒しし、11時58分頃に入店が始まると、即座に店内の座席はお客さんで埋まりました。

訪れた人は、確認した限りでは全員がトンテキ定食を注文し、1/4程度の方が追加注文として烏龍茶などをオーダーされていました。ご飯はおかわり無料という形式ではなく、大中小の3種類のサイズから選ぶという形になっていて、ニンニクについては有りと無しが提供されていました。魂心家が新宿から無くなってしまった反動(?)で、月に1回ペースで二郎系ラーメンを訪れていることもあり、うっかり「ニンニクマシが可能なのですか?」とお伺いするところでしたが、ありか無しのどちらかだけとなっています。
トンテキ食堂なかむら
注文から5分ほどで提供されたのは、定食に無料でついてくるというしじみ汁と白米、そしてメニューには「定食に無料で付いてくる」という記載がないおかかのふりかけでした。しじみ汁は貝がぎっしりと敷き詰められるような形で、文字通り具材豊富な汁物を楽しめました。また、お米は山形産のつや姫を使用しているとのことでした。
トンテキ食堂なかむら
しじみ汁を少しずつ口に運びながら約3分ほどで、メインディッシュとなるトンテキを出していただきました。鉄板の上に敷き詰められたもやしの上にトンテキが乗っかっており、さらにその上に少しだけ焼かれたにんにくが丸ごと一個トッピングされていました。トンテキはざっくりと簡単にカットされているものの、口に運ぶ際にはナイフでしっかりと切る必要があります。また、定食ということで、基本的にはお箸が用意されていますが、お箸を入れている容器の中にはフォークも入っていて、お箸の使用に不慣れな外国人の方などへの配慮も行われているようでした。
トンテキ食堂なかむら
熱々のうちに早速一口お肉をいただいたのですが、ステーキという名前にふさわしい、噛めば噛むほど幸福度が増すようなジューシーさが印象的でした。添え物として用意されているもやしも、産地直送というだけあって非常に新鮮味のあるシャキシャキとした食感を楽しめ、シンプルな見た目のプレートでありながら、充実したひと時を楽しめました。味覚に間違いがなければですが、豚肉にはほんのりとカレースパイスのようなものを感じ取れる部分もあり、添え物として用意いただいたニンニクの効果もあって、1種類の肉から複数のビフテキを楽しんでいるような気分にもなりました。

なお、極端にフレンドリーというわけではありませんが、店員の方はどなたも明るく振る舞っていらっしゃって、お店の雰囲気自体も明るく感じられました。料理の提供時には細かな説明などもして頂いたり、退店にはわざわざ追いかけてまで、次回来店時に使用可能なクーポン券を渡していただいたりしました。

トンテキ食堂なかむら 末広通りにオープン