魂心家

「濃い・多い・柔らかい」と「薄い・少ない・固い」を比較してみました

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新宿のラーメン店では、麺の固さなどを調節できるお店が少なくありませんが、その代表格が家系ラーメン店かなと思っています。ただ、個人的にはあまり味を変えることがなく、無料トッピングもカレー以外ではほとんど利用しませんでした。

しかしながら、せっかく味を自由に楽しむことが出来ないのはもったいないと思い、普段からよくお世話になっているラーメン店での味の違いはどのようになるのか、確認してみました。

家系ラーメン店ではタイトルの通り、味の濃さと薄さ、脂の多さと少なさ、麺の固さと柔らかさを選べます。すべてのパターンを調査すると体内環境的にもあまりよろしくないと思ったので、少し期間を開けながら味の違いなどを感じてみました。

みそラーメン・濃い&柔らかい

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実は、今回の調査はみそラーメンで試してみようと思ったのですが、脂の選択肢がないという致命的ミスが起きてしまうことを予測していませんでした。ただ、せっかくなので味の違いなどを比べてみることにしました。

元々魂心家のみそラーメンは濃い印象を持っており、これがさらに濃くなるとどのようになるのか、完食できるのかが非常に気になっていました。目の前に出されたのは普段のみそラーメンとは少し違う、オレンジ色に染まったスープを目にしたことで不安はより一層強まりました。

あらかじめ昼食をコアラのマーチだけにし、17時半頃にお店に行ったので、当然ながら最初の一口は空腹を満たす第一歩という意味でも、非常においしく感じられました。ただし、やはり半分を過ぎたあたりからは味の濃さを感じるようになり、スープをすするのが若干苦痛になりだしました。白米も一応頼んだのですが、おかわりをできるとは到底思えなかったため、スープを少し「移植」して増水風味にした上で先に片付けさせていただきました。

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麺をすべて平らげてからはスープとの戦いになり、結果的に麺の完食から5分ほど時間をかけてまくり券を頂戴しました。厳しい戦いになりつつも、当初はそこまできつさを感じなかったのですが、スープの重たさは後々ボディーブローのように効き始め、翌日の昼までに口にしたのは麦茶とビスコだけという、非常に不健康な食生活へと変化しました。

みそラーメン・固い&薄い

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麺固い、スープ薄めを注文がこちらになります。見た目は全然変化がないものの、味の違いははっきりと出ていました。また、固い麺にしたことでスープが麺に染みるということも少なく、場所によっては麺をそのまま食べているような気分になりました。

味が若干薄くなったことから、ご飯をおかわりしても難なく完食することができました。元々みそラーメンはスープの影響で「完食の難易度」が高いと感じていたのですが、まくり券目当てでお店を訪れる人はこちらを使ってみるのも良いかもしれません。

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醤油ラーメン・柔らかい・濃い・多い

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醤油ラーメンの味を濃くすると、このようになります。脂の選択肢が増えたため、この時点では見た目の違いが鮮明になりそうな気がしていました。醤油の味を濃くしたタイプはみそと比較すると明らかに楽で、余裕で完食することができました。

試しに豆板醤をスープ内(正しくは麺につける形で)に投下する余裕もありましたが、後々考えると味が少し変わったことで、食欲に余裕が生まれてしまったかもしれません。が、それを差し引いてもみそラーメンの時のような翌日の食事にまで影響するような状況が生まれることはなく、翌朝も通常通りの朝食でした。
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醤油ラーメン・固い・薄い・少ない

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恐らく家系ラーメンで体重を気にしている方などが選択肢に加えたほうがいいと思ったのは、こちらの注文方法です。当然ながらカメラへのエフェクトはかけておらず、1つ上の濃いメニューとの違いがはっきりとわかります。麺をほとんど完食し、スープに浮いている脂と色だけで比較すると、その違いがより鮮明になるのではないかと思っています。

家系特有の味の風味はいい意味で消え去り、まるで自宅で手軽に作っているラーメンを、本格的な味付けで食べているような感じでした。ご飯にかけても良い感じのリゾットへ変わるだけで、いわゆる王道的なラーメンライスの味わい方ができるようにも思えました。

まくり券が欲しい方も一番最後のメニューが最も楽かもしれませんし、体重を気にされている方も一番最後の注文方法が適しているかもしれません。ただ、お店で出されたラーメンは、トッピングなどで自ら調理できる料理という側面も持ち合わせています。カロリーなどを気にすることなく楽しみたい方は、ご自身の胃袋と相談しながら、様々なタイプのラーメンに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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