再開発とは違う形で消えていく西新宿5丁目

西新宿5丁目
西新宿が住処であっても、普段からあまり足を運ばない所は数多くあります。特に中野区や渋谷区との境目などは、普段から足を運ぶ機会が少なく、いつの間にか関東国際高校も立派な校舎になり、すぐそばには高層マンションも建設され、西新宿3丁目の再開発エリアでは多くの建物が駐車場へと姿を変えていきました。

最近では西新宿五丁目の変化が顕著です。中央北地区に作られるザパークハウスタワー西新宿60はもちろんのこと、北地区でも新たなビルが2棟建設される予定が立っており、さらに南側でも兼ねてから行われていた防火対策に関する何かしらの動きが数年以内に見られるものと思われます。そんな中、羽衣湯の近くにあるちょっとした商店街のような一鶴が、この1~2年で大きく様変わりしています。

簡潔に言えば、お店がなくなっていると言う一言で片付くのですが、この場所で営業していたお店はどれも昭和の時代から続いていたお店でした。しかし、近年の再開発による需要の低下のほかに、店主さんの高齢化などが影響し、お店をなくさざるを得ない状況になりました。これまでクリーニング屋さん、床屋さん、お茶などを扱う陶器屋さんなどが相次いで閉店し、残すお店は数店舗だけとなりました。しかし、その残りの数店舗も、コインランドリーや床屋と言った競合の多い店舗なので、閉店は時間の問題かもしれません。