ゴーゴーカレー西新宿店が閉店してから初めて「跡地の店舗」に行ってきました

ラーメン和
創業の地でもある西新宿からゴーゴーカレーが消滅して久しいのですが、2021年6月に閉店した西新宿店の跡地を1カ月ほどで使用し始めた博多ラーメン和に、今回初めて行ってみました。

ラーメン和

たまたまのタイミングですが、ゴーゴーカレーでトッピング券5枚を配布するゴーゴーバースデーの日に訪問しています。この日、歌舞伎町のゴーゴーカレーでは一時数人の待機列が屋外で形成されるなどしていましたが、ラーメン和は開店してから今に至るまで行列が出来ている姿を見たことが無く、むしろお客さんが入っている姿すらもあまり見かけないようなケースが多いような印象でした。そこまで味に難があるのかとも思ってしまうのですが、一方で現在新宿駅の周辺では「絶滅危惧状態」になっている1杯600円のラーメンを提供し、さらに替え玉1杯無料のサービスも行っているので、入ってみることにしました。

ラーメン和

この日は入り口にあるドアを開けっぱなしにした状態でしたが、ゴールデンウイーク期間中の21時台ということもあってか、入店してから退店するまで自分以外にお客さんが入って来る事はありませんでした。店内はゴーゴーカレー西新宿店の面影をそのまま残していますが、当然ながら卓上にある調味料は全てラーメン向けの物に切り替えられています。店内のBGMはテレビ番組のみでしたが、タイ語かミャンマー語を話されていた店員の方が、調理の合間に視聴しに来るなどしていました。ちなみに、カウンター席からであれば、青梅街道を挟んだ向かい側にある「同業者」の俺の空新宿店を見ることもできます。

ラーメン和

今回注文したのは700円ののりラーメンです。味自体はパンチのある豚骨ラーメンといった印象で、同じく西新宿から撤退してしまった博多天神に近い印象がありましたが、明らかに違ったのは「匂いの強さ」で、恐らくこれまで食べて来た豚骨ラーメンの中で最も強烈でした。ただ、決してまずいだとか濃厚過ぎるという意味ではなく、言い換えるなら量を匂いに転換したラーメン二郎といった印象で、ある意味でB級グルメに近い側面を感じました。追加トッピングとして注文したのりについては、しなってしまう、もしくは水分を吸収してしまうスピードが早く、1枚はスープに溶け込んで無くなってしまうなど、ラーメンで使用するにしてはやややわらかめの物を使用していた印象がありました。

ラーメン和

ラーメン和

最初の麺に関しては通常の柔らかさ、次の麺に関してはバリカタでお願いしましたが、やはりスープのインパクトもあってか、数十秒しか浸していなバリカタの麺に対しても、豚骨スープの成分が隅々までいきわたっているような印象がありました。また、風龍と比較すると高菜の辛味は抑え気味になっており、少々入れた程度ではさほど味が切り替わらないような印象もありました。

ラーメン和

ラーメン和

歩いて自宅まで帰る途中、屋外にいるにもかかわらずどこからか店内で漂っていた豚骨の香りを常時感じるような状態が続きました。このような経験も初めてだったので、息を止めたり衣服を確認したりしてどこかに「発生源」が無いか確認しましたが、結局自宅に到着しても根源を特定することが出来ず、お風呂に入る直前ぐらいで自然と匂いが気にならなくなりました。もしかしたら体内に取り込んだラーメンが嗅覚に反応しただけかもしれませんが、電車で帰る際や昼食として同店を使用する際は、そのあたりで注意をした方がいいかもしれません。

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