Xserver

PHPやMySQLのアップデート作業に悪戦苦闘しました

Xserver
当サイトがライブドアブログからWordPressへ移行して数年が経過しましたが、実はこれまでの間にサイトそのものが全部吹っ飛んでしまうような大事故を起こしてしまったこともあります。以来サーバー絡みの対応に関してはほとんど触ることがなく、サーバー管理会社の方から「ファイル数が異常です」と指摘されて数千万のキャッシュファイルを削除した時ぐらいしか、いわゆる裏側の作業に関しては携わっておりませんでした。

一方で、ダッシュボード画面ではPHPのバージョンが古いという警告が何ヶ月にもわたって表示され続けており、これによってちょっとした不安にもさいなまれていました。もし何かしらの攻撃を受けて全部のデータが飛んだらどうしよう、などと考えていました。

しかし、このまま何もしないでいれば確実にセキュリティホールを突かれて、どの道サイトがなくなってしまいます。なので、先手を打ってどうにか初心者なりにサーバーを内側からあれこれいじって、セキュリティを高めることにいたしました。

最初に手をつけたのはMySQLのアップデートです。この作業には意外と時間が取られてしまい、バックアップなどを考えると2つのサイトで12時間以上がかかってしまいました。そして何より作業を終えてからびっくりしたのが、データベースの更新作業が完了するまで、PHPのバージョンアップを行っているものだと思い込んでいたことです。WordPressの管理画面に戻って、警告文が表示されっぱなしになっているのを目にしても、PHPのアップデート方法に何か誤りがあったのかと頭を抱えながら作業を見返すなどしていました。もしかしたらこの段階では、PHPとMySQLの違いすらわかっていなかったのかもしれません。

実はライブドアブログからWordPressへ移行する時に1回作業を失敗しており、ページの上部にエラーメッセージがズラリと並んだり、全てのデータが消滅しかけたりしていたので、ファイルを直接いじるのは非常に抵抗があったのですが、サクラエディタ経由で編集することにより、なんとかデータベースのアップデートなども無事に終了させることができました。

結果的に作業が終わったのは3日がかりのことでしたが、副産物として説明されていた処理速度が上がるなどの感覚を体験することは出来ず、ひっそりとセキュリティ的な何かが強まっただけという印象を持ちました。また、今度は新サーバーへの移行作業も控えているものの、こちらもまた内部のデータを色々いじらなければいけないので、不安に苛まれている最中です。