新宿ですためしのお店というと「どんどん」が最大手になると思いますが、こちらで口にするのはいつも通常のすためしばかりでした。とげのあるような言い方になってしまうのですが、すためしに無料以外のトッピング以外のものを載せることに、あまり価値を感じなかったからです。
ただ、この日は諸般の事情で朝食と昼食を食べていなかったため、夕飯時に近い時間帯にガッツリと何かを食べようと決めていました。すためしの近くにあるゴーゴーカレーや回転寿司、風龍などでもよかったのですが、少しカロリーを欲していたので、同じB級グルメの中でも最もカロリーがありそうだったチーズすためしを食べることにしました。
どんどん新宿中央東口店での注文方法はタブレット形式になっており、入り口で券売機を利用したり、店員さんがお水と共に注文を承るということはしません。ただ、使用方法自体は非常に簡単なので、もともとメニューさえ決めていれば着席から10秒程度で注文が完了します。料理の提供も数分なので、量の割にはすんなりと料理が終わった印象を持ちました。
今回は3階で食事をしたのですが、このフロアは基本全てテーブル席になっています。中央に設けられた半カウンター席では、相席した人の視線が気にならないようになのか、正三角形の机と目隠しにもなる板(?)があるため、食事中に知らない人と目が合ったりしません。
こちらが今回注文したチーズすためしの大盛りです。他のメニュー同様生卵と味噌汁が付いてくるため、1つの味に飽きて満腹感が余計に刺激される、という現象はこれだけでも避けられます。ただ、机の上には様々なトッピング類もあるので、こちらを活用するのも一手です。ひとまずそのまま食べてみましたが、やはり最初の数口はジャンクフード感が非常に強く、毎日食べたら体への影響が計り知れなさそうだということを、文字通り身を持って実感しました。タレなどが変わっているわけではなく、チーズが乗っているのは、味の違いに非常に大きなインパクトを与えており、こちらもまたカロリーを気にする方であれば、注文そのものを避けたほうが良いと思ってしまうほどでした。また、チーズが固まった事で1つの肉塊になっている部分があったため、その点だけが目立ったマイナス評価でした。
多分すためし用ではないと思うのですが、バーベキューソースや焼き肉のたれのようなものをかけてみたところ、思った以上に肉との相性が良く、後半に入って落ちてきた食事のスピードも若干再加速しました。元々空腹状態を通り越しているような状態だったため、完食自体は余裕でしたが、小食の方などにとってはカロリー含めて一種のチャレンジメニューのように感じるかもしれません。