Apple Musicを3カ月使い続けたので、好きな曲をピックアップしてみました

Apple Musicに登録をしてから3カ月が経過しました。ここ数年は音楽を購入すること自体があまりなかったのですが、1度LINE MUSICに登録してからストリーミング配信の良さを実感し、より多くの楽曲(主に洋楽)を聞くためにApple Musicに「鞍替え」しました。

これまでに購入ダウンロードした楽曲は2000曲を超えており、1回しか聞いたことがない歌から、100回以上ヘビーローテーションしている曲まであります。その中でも、今年発売された楽曲であり、特に気に入っている曲を、CD1枚の最大容量にあたる74分ギリギリまでまとめてみました。

よー、そこの若いの(竹原ピストル)


日本生命のCM「1UP シリーズ」で使われている歌です。竹原ピストルさんは野狐禅の頃から存じ上げている方で、中でも一部では問題作とされた自殺志願者が線路に飛び込むスピードは、トップレベルのポジティブになれる曲だと思っています。その頃よりはマイルドな表現になりましたが、それでも竹原さんの声には不思議な魅力を感じます。

Tomorrowland(SALU)


テレビ朝日やAbemaTVで放送されているフリースタイルダンジョン以降、日本のラップシーンは良い意味でも悪い意味でも大きく変化しました。が、それ以前から独特の歌い方などで注目されていたSALUさんの最新アルバムに収録された歌です。聞いていて心地よいラップと音楽で構成されています。

Mojito Island(FUTURE BOYZ)


avexから2014年にデビューした、ダンスミュージックなどを手掛ける2人組のユニットです。世間がオリンピック一色で、安室奈美恵さんのHeroがこれでもかというほど流れる中、期間後半はリオの映像を見ながらこの曲を何度もリピートしていました。夏場にはどこへも行けなかったので、無意識のうちに「せめて耳ぐらいは海へ行こう」と思ったのかもしれません。

語るなら未来を…(欅坂46)


乃木坂46の妹分でもある欅坂46。サイレントマジョリティーを彷彿とさせるこの歌には、サイレントマジョリティー以上にダークさと、ポジティブさを感じました。まだまだ活動期間が短い分、ダンスにも粗さが目立つのですが、激しい踊りをなんとかきれいに見せようと努力しているメンバーの姿を見て、いわゆるアイドルオタクと呼ばれる方々は、こういうところに惹かれるのかもしれない、と思いました。

翼(藍井エイル)


来月行われるライブで活動を休止することになった、アニソン界の新気鋭と呼ばれた藍井エイルさんの歌です。場合によっては最後のシングル曲になりますが、非常に力強い歌詞と歌声で、未来に向けた気持ちなどを歌われています。武道館公演で見納めにならなければ、とも思いますが、反面無理に活動をしてほしくないという気持ちもあります。

No Doubt About It (feat. Jussie Smollett and Pitbull) (Empire Cast)


アメリカの海外ドラマで、R&Bやヒップホップなどを題材にした「エンパイア~成功の代償~」の劇中歌として作られた音楽です。エンパイアはHuluで過去に配信されていたものの、きちんと見ていなかったので、どこのシーンで使われているのかはわかりませんでした。が、Pitbullと登場人物の「ジャマール・ライオン」が、1つの曲の中で見事なコラボを果たしていることだけはわかりました。

ギミアブレスタッナウ(REOL)


ニコニコ動画で歌の活動をしていたれおるさんを中心に、ダンサブルなVOCALOIDの曲を多数輩出したギガPさんなどが脇を固めたユニットとして誕生したのが「REOL」だそうです。分かりやすく言えば、バカリズムさんの逆パターンで生まれたユニットですが、音楽やMVの構成は、20年前に「こんな未来が待っているかもしれない」と想像した世界をそのまま描いている気がしました。

2016(KOWICHI)


曲から歌詞まで、ゴリゴリのヒップホップで構成されていますが、「ダラダラ過ごしていた2016年の上半期」という、個人的に非常に耳が痛くなるサビが繰り返されるため、自戒の意味を込めてよく聞くようにしています。遊んでいたわけではないのですが、結果の出ないことに執着していたので、以降はそのようなことをしないよう、心がけるようにします。

M.I.L.F. $(Fergie)


おそらく今回取り上げた曲の中で、最も過激な歌詞の歌です。FergieはLondon Bridgeくらいしかしっかりと聞いたことがないのですが、発売から2年くらいまでは、洋楽の中で最も聞いた楽曲かもしれません。最近になって活動を活発化させていることを知り、新曲を聞き、即座にダウンロードボタンを押しました。

Marching On(Krewella)


EDMを中心に扱うユニットですが、曲を構成している音にはカントリー調の曲などに使われるような音楽も多く、ポルノグラフィティの「オー!リバル」に近いような気がしています。Marching onは曲のタイトルからも分かるとおり、ニュアンスとしては「語るなら未来を…」に近い歌詞がギュッと詰め込まれています。

みんな違ってみんないい(Creepy Nuts)


フリースタイルダンジョンでは向かうところ敵なしとも言われるR指定さんのラップです。ちょっとした皮肉も交えながら、様々なヒップホップアーティストの特徴を抑えています。ディスにもリスペクトにも聞こえるその歌詞の内容は、非常にスパイシーです。

Recall THE END(TRUSTRICK)


9月に新宿西口駅などでイベントが行われていたダンガンロンパ3のエンディングテーマ曲です。アニメ、ゲームの内容が推理モノだという最低限の知識しか持っていなかったのですが、情報を調べている際に聞いたエンディング曲に心を奪われました。最近ではエルサのイメージが強い神田沙也加さん。個人的には、SAYAKAのever sinceの時の印象が強かったので、この「2段構えの成長」に驚きを感じざるを得ませんでした。

行くあてのない僕たち(乃木坂46)


乃木坂46としての歌ではありますが、歌っているメンバーは井上小百合さんと伊藤万理華さんの2人だけです。お二人とも、Bメロの低音部分やサビの最後などで発音が怪しいところもありますが、2人だけ、しかも10代に最も近い20代前半が歌うからこそできる、切ないデュエットソングに仕上がっています。

最後の恋にさよなら(鈴木雅之)


KREVAさんやアンジェラ・アキさん、久保田利伸さんなど、各ジャンルの第一線で活躍する実力派アーティストの方を集めて作られたアルバム「dolce」の中の1曲です。脳内の順位付けでは、これを書いている今でも「泣きたいよ」といい勝負をしています。

ミスターカメレオン(リリィ、さよなら。)


最初にアーティスト名を聞いたときには、打ち間違いか何かかと思っていたヒロキさんのソロプロジェクト。爽やか系の音楽として、そしてカメレオンという比喩表現に心を揺さぶられる、世界に一つだけの花っぽさがある、勇気づけられる歌です。

ビジョン(空想委員会)


春恋、覚醒。の時に一目惚れ(?)した、空想委員会の爽やかで前向きな歌です。率直に申し上げると「ややネガティヴ系」から舵を切ってしまったのは少々残念でもありますが、これも新しい層に向けてのアピール、そしてファンが増えたことを意味しているのだと思い、今後も空想委員会の歌は噛みしめるように聞いていこうと思います。

MUSIC VIDEO(岡崎体育)


奇抜な歌詞でありながら、しっかりと整った音楽を作り、歌唱力も兼ね備えている岡崎体育さんの歌です。最近では「PPAP」がすっかり話題になっていますが、もしも岡崎さんがR-1グランプリなどに出演したら、この歌に入っているネタだけで準決勝まで進めるのではないかと思うほど、面白く仕上げられています。

BANG!(DAOKO)


東京モード学園のCMで「好き、嫌い、大嫌い好き」と繰り返している歌(ダイスキ)を歌われているDAOKOさん。この歌はそのカップリングとして収録されていますが、ダイスキからのギャップという効果もあり、見事にハートを撃ち抜かれてしまいました。

2011年から2015年まで、3枚のCDと12曲のダウンロードしかしていなかったのですが、今のペースでこれだけの音楽を聞いているので、2017年はもっと「音楽充」な日々が待っているかもしれません。