ゴーゴーカレー

ゴーゴーカレーの「スタンプス終了」は嬉しかったり悲しかったり

ゴーゴーカレー
どうしても味が好みで、個人的にどうしてもひいきしてしまいがちなゴーゴーカレーさんなのですが、最近は大なり小なり様々な変化が起きています。創業時から設けられていたゴーゴータイムの廃止、ライフワークバランスを軸にした営業時間の短縮、ゴーゴーバースデーでのキャンペーンの縮小などです。

かつては座席を1つ横にずらしただけで「お礼のトッピング券」が渡されることもあったのですが、このトッピングサービスにも大きな変化が起きました。それがタイトルにもあるようなスタンプスとの提携終了です。このスタンプスを使うことで、カレー1杯に付きスタンプが1つ貰え、5個ごとにトッピング券の贈呈、もしくはカレーのプレゼントなどが行われていました。

ただ、この制度を悪用した人がいらっしゃったようで、12月31日をもって突然スタンプスとの提携が終わってしまいました。一時期は毎日のように通っていたこともあり、店内放送で流れているスタンプ獲得ランキングにギリギリ載らないぐらいのスタンプを集め、お得にカレーを楽しんでいただけに、突然のサービス終了は正直ショックではありました。

登録しただけでロースカツカレーが1杯無料になるということもあり、このあたりに「落とし穴」があったような気もするのですが、正直言って今のゴーゴーカレーにスタンプスの制度は必要なくなってしまったのではないか、とも思っていました。

というのも、特に西新宿店で食事している時にみかけたのですが、お店に入るなり四角いバッグを背負うなどした方が「呪文」を唱え、カレーをそそくさと持って帰る姿を見るケースが増えたからです。実はゴーゴーカレーも、先日からUber Eatsに対応しており、家にいながらお店で作ったばかりのカレーを楽しめるようになったのです。

もちろん会社の内情を知っているわけがないので本当にその通りかはわかりませんが、Uber Eats経由での注文であれば、わざわざ無料カレーチケットを配布して集客するというリスクを冒す必要が無くなり、きちんとしたお客さんから一定の売り上げを頂戴することができます。

個人的には、ゴーゴーカレーがいくら不便になっても、店員さんがよっぽどの不敬を働かない限りは不定期に通おうと思っているので、スタンプスの恩恵を受けられなくなったことよりも、お店がより良い「稼ぎ方」を見つけてくれたことの方が嬉しかったりします。もちろん、誕生日にトッピング券プレゼントという形でお祝いしてくれたり、大手牛丼チェーンよりも安く美味しくカレーを楽しめる機会を失ってしまったことは痛手ですが、仕方ないことだと割り切っています。

最近では廃業を決めたカレー屋さんを買収するなど、ゴーゴーカレー1本に頼らない経営方法を行い、将来的には上場を見据えているということで、社長である宮地さんのプランなどに期待を込めつつ、また来週もロースカツカレーで英気を養おうと思います。