油そば

「4日連続の壱角家」で2000円を使ってきました

新宿駅周辺の壱角家で、つけ麺と油そばの2種類が合計4日間にわたって500円で食べられるというキャンペーンがあったので、夕飯を4日連続で壱角家にするという、一歩間違えると健康診断で要チェックまっしぐらの食生活を送っていました。

新宿駅周辺にある壱角家 つけ麺と油そばの「500円セール」を開催 – 新宿ニュースBlog

せっかくなので4日とも違うお店に行き、各店舗の違いなども確認しています。

壱角家西新宿店

壱角家西新宿店
火曜日は本店から最も近い西新宿店に行きました。このお店は前面がカウンター、奥がテーブル席になっていて、1人のお客さんは原則入り口近くに密集しています。カウンターの横に調理場がありますが、カウンター席の半分は壁面に沿って作られている上、カウンターと調理場にも高い壁があるので、ラーメンを作る風景などは着席すると実質見えません。こちらはいくつかの店舗で共通している特徴でもあります。
油そば
火曜日に注文したのは大盛りの油そばです。カップヌードルで言う「謎肉」にあたる部分が唯一の肉で、メニュー表にもある通り、ラーメンと比較するとややヘルシーに一食を終えられます。麺自体はどこか卵の風味が色濃く残っていて、一瞬卵料理を食べているのかと錯覚するような独特の濃さがありました。また、メンマが美味しく感じられたのも意外だった部分でした。
油そば
混ぜた後はこのような形になります。お好みでお酢などを自由にかけることができます。なお、お店に行った時には外国人の店員さんが1人でお店を動かしていました。

壱角家新宿中央東口店

壱角家新宿中央東口店
新宿ニュースBlogでも写真撮影を行った新宿中央東口店には水曜日に行きました。こちらのお店は入り口部分が「独特」で、足元を気をつけないのとつまずいてしまうので注意が必要です。今回も油そばの大盛りを頼んでいます。
油そば
西新宿店と違ったのは違う種類のお酢とマヨネーズが出されるという点で、卓上以外のトッピングという選択肢が与えられるという部分です。正直言ってお酢の違いについてはあまりよくわかりませんでしたが、マヨネーズをかけると見た目がカルボナーラのようになりました。お好みでラー油をかけて辛みをプラスする方法もありましたが、それなりに多くかけないと「甘さ」に負けてしまうので、ショートカットの方法として豆板醤を練り込むという手段も使えるかもしれません。
油そば

壱角家西新宿本店

壱角家西新宿本店
似たようなお店が集っているのが、こちらの西新宿本店です。水曜日ということで、この日と明日はつけ麺が500円で食べられるようになります。家系を名乗る新宿駅周辺のお店にしては珍しく、注文制になっている点、クレジットカード払いなどに対応しているのが、若干良い点かもしれません。ただ、メニューの一部はクレジットカード分が加算された料金になっているので、場合によっては他店より高くつく可能性があります。
つけ麺
こちらが壱角家のつけ麺です。勘のいい方はお気づきになるかもしれませんが、トッピング内容がほとんどラーメンと変わりがありません。ノリもついてきますが、つけ麺のノリの使い道については悩んでしまうことが多いため、今回もスープにつけて単体で消化しています。

スープは魚介や肉類など色々な要素を混ぜているという説明書きがあり、特徴のある味であることもPRされていましたが、特段美味しいというわけでもなく、つけると麺にほど良い味付けが行われる、程度の印象でした。

横浜道新宿西口店

横浜道新宿西口店
同じ運営会社であり、メニューもほとんど同じなのに、別のタイプのお店として営業しているのが横浜道です。新宿区内には西新宿1丁目にしかありませんが、こちらは「最終日」に訪問しました。一番オーソドックスなカウンター形式のラーメン店で、座席数も20席前後でした。
つけ麺
ただ、お店が違うからなのか、写真からもお分かりになる通り、つけ麺の内容も少々変わっています。ゆで卵は半分にカットされ、スープにはブラックペッパーが振りかけられるという味付けも行われています。麺などの味には変わりはなく、使えるトッピングも他店と同じでした。

前回とは違う形で味わってみようと思い、今回は麺にラー油をかけ、スープにニンニクを入れるという、やや家系ラーメン寄りの食べ方をしてみました。結果的にはあまりラー油の効果は感じられず、ニンニクの味が強く染みてスタミナをつける麺類料理へと姿を変えました。

4店舗で食べ終えて

つけ麺、油そば共に全体的に可もなく不可もなくでしたが、やはり気になったのは店員さんの質でした。日本人の店員さんが少ない、またはいないというのは、新宿の飲食店に行けばありふれた光景になりましたが、その中でも圧倒的に日本語での意思疎通が出来なかった気がします。

具体的には「飯割り」という手段を試そうと思って白米を注文しようとしたら、なぜか買えないと言われてしまったり、過去に壱角家が展開していた「新宿スペシャル」の事を伺おうとしても「そんなメニューは存在しない」の一点張りだったり、「冷たい」「熱くない」「cold」の3通パターンでつけ麺を注文したのに、熱いつけ麺が出てくるなど、日本人の店員さんがいない事の弊害が非常に強く出ていました。

特にある店舗では、お客さんの注文を受けてからスマホをいじりだし、もう1人の店員さんと「ある言語」で30秒ほど談笑しながら調理に入ったりしていたので、運営会社の方には店員さんの教育をもう少しなさった方が良いのではないかな、とおせっかいながら思ってしまいました。

ちなみに、新宿スペシャルについては日本人の店員さんに別途問い合わせたところ、すでにだいぶ前に終了しているとのことでした。

壱角家の限定メニュー「新宿スペシャル」を食べてきました – 新宿ニュースBlog